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Journal clubはじめました

皆様こんにちは。日本獣医輸血研究会のblogとして、輸血に関する論文紹介(Journal club)をはじめました。研究会としてガイドライン化できていない部分も沢山ありますので、担当者の主観も交えた内容でお送り致します。お時間のある時に、一緒に輸血の勉強をしていきましょう!

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腹腔内出血と輸血適応判断基準

これまでにも何度か腹腔内出血と輸血に関する記事をあげてきたように、腹腔内出血は遭遇する頻度の高い病態であり、同時に輸血適応の判断が速やかに求められる病態でもあります。一方、腹腔内出血時の輸血適応判断は各獣医師の経験則に基づくところが大きく、輸血適応の基準に関して科学的に検討されている報告は多くありません。 そこで、ご存じのように急性出血時にPCVが減少するまでには数時間要することがあると言われてい

献血ドナーリクルートの障壁

犬や猫における献血を成功に導くために、まずはご家族の献血に対する認知度を高める必要があることは以前のJournal clubで紹介させて頂きました。今回は同じ研究グループが、ドナーの継続性に関して何が障壁となっているのかを解析した報告です。 以下に示したAbstractの中では大まかな分類でしか示されていないのですが、ドナー登録や継続がうまくいかない理由として「疾病によるもの」は肝疾患、心疾患、慢

クロスマッチとクームス血清

獣医療で一般的に行われているクロスマッチは、主にIgMによる不適合輸血を防ぐ目的で行われています。一方、医療ではIgGによる不適合輸血を回避する目的で、クームス血清を用いて検査感度を高めた「間接抗グロブリン試験」もあわせて実施しています。なぜクームス血清を用いるかは皆さまご存じのことと思われますが、IgG単体では赤血球凝集を引き起こすことができない=クロスマッチで検出できないとされているからです。

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