Journal clubはじめました

皆様こんにちは。日本獣医輸血研究会のblogとして、輸血に関する論文紹介(Journal club)をはじめました。研究会としてガイドライン化できていない部分も沢山ありますので、担当者の主観も交えた内容でお送り致します。お時間のある時に、一緒に輸血の勉強をしていきましょう!

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異種間輸血は通常の場面において選択肢となり得るものではありませんが、犬から猫への異種間輸血は、数十年前から現在に至るまで報告が散見されています。それらの報告における異種間輸血の適応とは、たとえば猫の血液に対して輸血反応を生じたことがある症例、緊急時、血液型が適合した血液製剤を用意できない場合、金銭的に余裕がない場合などが挙げられているようです。 今回紹介する論文は、犬から猫への異種間輸血における、

昨年末、こちらの記事で、回収式による自己血輸血に関する文献の紹介をさせて頂きました。回収式自己血輸血は、回収時に混入した細菌、肺塞栓の原因となり得る脂肪球、あるいは腎機能障害を引き起こす遊離ヘモグロビンなどのデメリットが懸念される為、適応には慎重な判断が求められます。また、本来、回収式の自己血輸血は腫瘍播種リスクが懸念される為、腫瘍性疾患の場合には適応し難いものです。 一方、その他の自己血輸血の選