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会長挨拶

 本研究会は2012年8月小動物臨床における輸血療法を始めとした血液療法の正しい知識、及び献血プログラムの普及、献血ネットワークの構築を理念として立ち上げた日本小動物血液療法研究会から始まりました。その後、本質は輸血が基本であるので名称に「輸血」の文字を含むことがより分かりやすいと考え、2018年4月を以て日本獣医輸血研究会と改めております。

 研究会名称改変を機に、獣医療における輸血療法の充実と普及を図るため大きな組織改編を行い、副会長に麻布大学の久末正晴先生が就任、さらに若い獣医師を委員に加え、事務局機能も強化して新しい体制で発進致しました。

 今後は研究会に集っていただく会員を広く募り、これまで培ってきた知識と新しい情報を融合させ、特に小動物臨床家と伴侶動物のご家族に有意義な情報提供とネットワーク構築を目標としていく所存です。講演会、技術講習会の実施、書籍の発刊など具体的な活動をこれまで以上に強化して参りますので、今後ともどうぞよろしくお願い致します。

平成30年11月

日本獣医輸血研究会 会長

内田 恵子

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